近畿の秘境とされる、高野山麓の玉川峡(紀伊丹生川)は、梅雨晴れ間の7月9日の日曜日、清流が岩場をせせらぎ、裸の子どもたちが竿を出したり、川の淀みに飛び込んだりして、活気にあふれていた。 紀伊丹生川は嘉吉元年(1441)の玉川由来記に「玉川四十八石」と記された石の名勝。この日も清流が滔々と石を洗いなが… 続きを読む
ハス(蓮)の中でも超一級と言われるマコトハス(誠蓮)の花が、真夏日となった7月上旬、和歌山県橋本市神野々の池で満開となり、まさに「水彩仏画のような風景を繰りひろげている。 ここは大阪など多くの人々に人気の天然温泉「ゆの里」近くの蓮池。マコトハスは、自衛隊和歌山地方協力本部・橋本地域事務所の森下進… 続きを読む
チックタックと針音さへ聴こえてきそうな時計草(とけいそう)の花が、和歌山県橋本市慶賀野の下坂千代子(しもさか・ちよこ)さん(85)方の玄関わきで満開になり、多くの人々を感動させている。 「時計草」の名前は、花の中心の3本の雌しべが、時計の長・短針と秒針のように見えることから名づけられた和名という… 続きを読む
万葉人が往来した和歌山県橋本市隅田町の「真土万葉の里」の蓮池(はすいけ)で7月6日、 大賀ハスの一輪が開花、無数のつぼみ(蕾)がふくらんできた。天候次第だが、今月下旬には見頃を迎え、お盆頃まで楽しめそう。 この蓮池は〝飛び越え石〟で名高い落合川の西側にある。真土区の話では10数年前、奈良県御所市の… 続きを読む
和歌山県かつらぎ町笠田東のJR和歌山線・笠田駅わきの「ステーション・笠田の郷」室内に、町内の子どもたちが、色紙で作った織姫と彦星、神様への祈りを書いた短冊を吊るした竹笹2本が飾られた。 ここはコミュニティーバスの発着場で、室内には名所・旧跡の多い同町の「ドライブ&まち歩きマップ」や「フルーツ狩り」… 続きを読む