和歌山県橋本市教育委員会=今田実教育長=は、日本女性初の五輪金に輝いた同市名誉市民の前畑(兵藤)秀子生誕110周年記念誌を約300冊発刊した。 前畑秀子・古川勝顕彰活動委員会理事で、同市郷土資料館の北川久・元館長らがその活躍ぶりを紹介。「冊子は市教委でもらえるので、ぜひ、お読みください」と言ってい… 続きを読む
和歌山県橋本市東家の旧・橋本小学校校庭の巨樹・愛称「王様の木」(メタセコイア)は12月9日夜、約1万個のイルミネーションに飾られ、高野山麓の市街地に眩いばかりの輝きを放ち、その真上でも上弦の月がきらきら、多くの市民の心を和ませている。 同校庭は弥生・古墳時代の竪穴住居跡、方形周溝墓、南北朝時代の中… 続きを読む
高野山や葛城・金剛連峰が冠雪した翌12月9日、和歌山県橋本市南馬場の紀の川左岸堤防で、10数輪の冬桜が開花、下流の芒原(すすきばら)は北西の風にそよぎ、中空では自然造形の雲が静かに川渡りをして、高野山麓の歳末風情を繰りひろげていた。 同堤防は染井吉野の桜並木で名高く毎春、観光客で大賑わい。染井吉野は厳… 続きを読む
弘法大師・空海と縁の深い神仏習合の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=和歌山県かつらぎ町上天野=で12月8日、「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年奉祝の世界平和祈願・柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)が営まれ、護摩壇から火煙が立ちのぼった。 一方、空海・開祖の… 続きを読む
万葉人が往来した〝飛び越え石〟が残っていることで名高い、和歌山県橋本市隅田町真土の落合川の竹薮は12月上旬、俳句の季語である「竹の春」を迎えていて、瑞々しい緑、緑、緑が溢れている。 この落合川は、和歌山・奈良の両県境を流れていて、両岸から突き出た二つの巨石の間を流水が通る。万葉人はこの巨石から巨… 続きを読む