和歌山県橋本市隅田町の真言律宗・利生護国寺の豊臣秀吉ゆかりの「駒繋ぎの松」は4月30日、枝々から松の芯が神々しく直立、境内では山吹やアザレア(躑躅)が咲いて、初夏の足音さへ聴こえてきそう。 同寺は奈良時代に聖武天皇の勅命で名僧・行基が創建、弘安年間44(1278~88)に鎌倉幕府執権の北条時頼が再興… 続きを読む
ゴールデンウィーク冒頭の4月26、27両日、和歌山県九度山町の女人高野別格本山・慈尊院(じそんいん)=安念清邦(あんねん・せいほう)住職=は、全国から大勢の参拝・観光客が訪れ、家族安泰・世界平和などを祈り、高野山案内犬・ゴンちゃんの石碑にも手を合わせていた。 慈尊院は高野山が女人禁制だった昔… 続きを読む
写真を見るだけで心癒される、写真家・大塚典子(おおつか・のりこ)さん(62)=奈良市=の写真展が、和歌山県橋本市矢倉脇の古民家で開かれ、多くの家族連れや友人グループが鑑賞に訪れている。4月30日まで。観賞無料。 ここは南海高野線・紀見峠駅近くの橋本河川愛護会長・森脇稔(もりわき・みのる)さん(… 続きを読む
名高い関西花の寺24番「藤の寺」である、和歌山県橋本市菖蒲谷94の高野山真言宗・子安(こやす)地蔵寺=島田弘恭(しまだ・こうきょう)住職=で4月24日、無数の藤の花房がかがやき、大勢の参拝・観光客の心を和ませた。 同寺は天平9年(737年)に行基菩薩が開基。御本尊・地蔵菩薩像は行基菩薩の手彫りで、紀州… 続きを読む
和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅近くの通称・ハナミズキ並木は、穏やか日和に恵まれた4月22日、橋本川の岸辺で満開のタンポポの穂絮(ほわた)が飛んで、花水木では紅白の花々が鮮やかに開花、春から夏への時の流れを示している。 ここは旧高野・大和街道に近い橋本川の松ケ枝橋と古東橋近くの川岸。花水… 続きを読む