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昭和100年記念「かむろ昔なつかし写真展」に心なごむ♡橋本・学文路地区公民館26日(水)まで観覧無料
和歌山県橋本市の学文路地区公民館=山上美恵子(やまうえ・みえこ)館長=で、昭和100年記念「かむろ昔なつかし写真展」が開かれ、市内の高齢者や地元住民らの心を和ませている。同展は6月26日(水)まで。観覧無料。
同館は昭和の象徴のひとつ「万博」が日本に再来する2025年は「昭和100年」に当たるので、アルバムなどに残るタイムカプセルを掘り起こし、改めて激動の時代を感じてもらおうと、貴重な保存写真を募集・紹介した。
展示写真は計53点や「橋本・紀の川・岩出・伊都の昭和」(写真アルバム)、学文路中・郷土研究の記録、「ちっちゃなせかい」(しみず保育園保護者会)冊子などを出展。壁面には「祝陸軍入営 大字 賢堂」と書かれた幟旗も掲げられ、戦時中の空気が溢れている。
例えば写真を見ると、同市賢堂の高野山真言宗・定福寺(じょうふくじ)近くの高台から昭和30年(1955)頃に撮影された、JR・南海橋本駅周辺や紀の川南岸の町並み=背景は葛城・金剛連峰=や、旧学文路中学校・校門前の紀の川堤防の黒松の巨木の前で記念撮影した子どもたちの可愛い表情が溢れている。
訪れるご高齢の方々は昔を懐かしみ、若者たちは激動の昭和をひしひし…。山上館長は「ごゆっくりご観覧ください」と言っている。観覧時間は午前9時~午後5時(最終日は正午まで)。
写真(上)は昭和30年頃の橋本市の紀の川南岸の町並みと葛城・金剛連峰の風景写真を眺める女性たち。写真(中)は旧学文路中学校・校門前の黒松の巨木を背景に記念撮影する子どもたち。
写真(下)は戦時中、ふる里に飾られた兵士を送る幟旗。
更新日:2024年6月22日 土曜日 19:25