和歌山県橋本市矢倉脇の森脇稔(もりわき・みのる)さん方で開幕した魂の写真家・大塚典子(おおつか・のりこ)さん(62)=奈良市=の写真展は大好評のため約1か月間延長、大勢の写真愛好家らが観賞に訪れている。観賞無料。 森脇さんが集めた資料によると、大塚さんは病気や負傷で命の危機をたびたび経験し… 続きを読む
万葉人が往来した「飛び越え石」で名高い、和歌山県橋本市隅田町真土の「真土万葉の里」の小池で5月中旬、早くも約30輪の睡蓮(すいれん)が満開になり、多くの観光客の心を癒している。 「飛び越え石」は和歌山・奈良の両県境から紀の川へそそぐ落合川にあり、万葉人が馬や徒歩で往来した大きな石二つが、… 続きを読む
国の無形民俗文化財「伊勢大神楽(いせだいかぐら)」の一行7人が、風薫る5月、和歌山県橋本・伊都地方を訪れ、2頭の獅子が笛太鼓の音曲に乗せて、商店・民家に舞を奉納、初夏の詩情をくりひろげている。 伊勢大神楽講社(三重県桑名市)によると、約800年前から、高齢・病弱などで「お伊勢参り」のできない人々のた… 続きを読む
和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社の境内で5月15日、無数の楓(かえで)の花が咲いて、涼風にゆらゆら。この花はとても小さいので見えにくいが、新緑の楓に包まれた参拝者は、満開の楓の小花にびっくり、「家族や友だちに見せてあげたい」とスマホ撮影に心を込めていた。 … 続きを読む
高野山の参詣人を昔、舟で渡してきた和歌山県橋本市東家・賢堂の紀の川は5月13、14日、晴天に恵まれ、昼は白鷺が川魚を求めて清流を踏み歩き、夜は満月(ピンクムーン)が現れて、歴史舞台の神々しさを繰りひろげた。 ここは橋本橋のすぐ下流で、支流・橋本川の合流地点。橋のない時代は同川両岸に常夜燈籠(じょうや… 続きを読む