国の無形民俗文化財「伊勢大神楽(いせだいかぐら)」の一行7人が、風薫る5月、和歌山県橋本・伊都地方を訪れ、2頭の獅子が笛太鼓の音曲に乗せて、商店・民家に舞を奉納、初夏の詩情をくりひろげている。 伊勢大神楽講社(三重県桑名市)によると、約800年前から、高齢・病弱などで「お伊勢参り」のできない人々のた… 続きを読む
和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社の境内で5月15日、無数の楓(かえで)の花が咲いて、涼風にゆらゆら。この花はとても小さいので見えにくいが、新緑の楓に包まれた参拝者は、満開の楓の小花にびっくり、「家族や友だちに見せてあげたい」とスマホ撮影に心を込めていた。 … 続きを読む
高野山の参詣人を昔、舟で渡してきた和歌山県橋本市東家・賢堂の紀の川は5月13、14日、晴天に恵まれ、昼は白鷺が川魚を求めて清流を踏み歩き、夜は満月(ピンクムーン)が現れて、歴史舞台の神々しさを繰りひろげた。 ここは橋本橋のすぐ下流で、支流・橋本川の合流地点。橋のない時代は同川両岸に常夜燈籠(じょうや… 続きを読む
日本の音風景100選「杉尾の巨石」として名高い、和歌山県橋本市杉尾の山里で5月13日、早くも清々しい植田が生まれ、明王寺境内では紫の菖蒲(しょうぶ)が涼風に揺れて、素晴らしい日本の原風景を繰りひろげた。 明王寺わきから635段の階段を登った山上には昔、一言主命(ひとことぬしのみこと)が、… 続きを読む
国宝・人物画象鏡で名高い隅田八幡神社の隅田八幡相撲場で5月18日(日)、第42回「隅田八幡こどもすもう大会」が開かれる=雨天決行、参加賞あり。 隅田相撲愛好会主催、橋本市と同市教委など後援で、相撲場は同神社の北側にあり、大屋根は4本柱で支え、土俵の直径は15尺(4・55メートル)と大相撲並みの大きさ。 … 続きを読む