日本の音風景100選「杉尾の巨石」として名高い、和歌山県橋本市杉尾の山里で5月13日、早くも清々しい植田が生まれ、明王寺境内では紫の菖蒲(しょうぶ)が涼風に揺れて、素晴らしい日本の原風景を繰りひろげた。 明王寺わきから635段の階段を登った山上には昔、一言主命(ひとことぬしのみこと)が、… 続きを読む
国宝・人物画象鏡で名高い隅田八幡神社の隅田八幡相撲場で5月18日(日)、第42回「隅田八幡こどもすもう大会」が開かれる=雨天決行、参加賞あり。 隅田相撲愛好会主催、橋本市と同市教委など後援で、相撲場は同神社の北側にあり、大屋根は4本柱で支え、土俵の直径は15尺(4・55メートル)と大相撲並みの大きさ。 … 続きを読む
全国に名だたる柿の名産地、橋本・伊都地方は、立夏過ぎの5月9日、山河もまちも無数の柿若葉に包まれ、多くの人々が自然豊かな初夏風景に心和ませている。 例えば、橋本市東家の真言律宗・妙楽寺の愛宕山付近の畑では、柿若葉が瑞々しく、眼下の橋本駅周辺の街並みでは南海電車が颯爽と往来、東には陵山(みささぎやま)… 続きを読む
晴天に恵まれた5月8日、和歌山県橋本市中下の「知縄地蔵堂(ちなわじぞうどう)」周辺で白い紫苑(しおん)が開花、大空には飛行機雲が棚引き、紀の川畔に初夏詩情が満ちあふれていた。 ここは紀の川北岸のやや高台で、鎌倉幕府5代執権(しつけん)・北條時頼(ほうじょう・ときより)が同川に棲む怪魚を退… 続きを読む
和歌山県橋本市賢堂の世界遺産「高野参詣・黒河道(くろこみち)」入口わきの阿弥陀・御堂近くで、薄紫のシャガ (著莪)の花や白いエンドウ(豌豆)花が咲いて、高野参詣人やハイカーらの心を清めていた。 黒河道入口付近には高野山真言宗・定福寺(じょうふくじ)があり、入口わきには「高野玉川新四国霊場 第… 続きを読む