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橋本だんじり協議会 創立30周年記念「地車(だんじり)秋まつり」近づく♡10月14日(土)保健福祉センター近くで地車やり回し勇壮に
紀北地方で名高い橋本の地車(だんじり)秋祭りが10月上旬、和歌山県橋本市保健福祉センター周辺で開かれる。今回は橋本だんじり協議会・創立30周年記念でもあり、大勢の見物客で賑わいそう。
橋本市東家地区には、現役・岸和田型最古の曳きだんじり=同市有形文化財や、橋本地区には総欅(けやき)造りの舟楽車(ふなだんじり)=同県有形文化財など、11区に素敵なだんじりがある。
とくに東家の地車は天保11年(1840)創作で、彫刻は浪速彫刻の名門・花岡源助(はなおか・げんすけ)さんらが施し、正面の「素戔嗚尊(すさのおのみこと)の大蛇退治や、車板の「鷲(わし)と猿(さる)」なども迫力満点の造形。
同区では老朽部分を専門家により修復。見事よみがえり初登場の今回は、大勢の市民が見入ることになりそう。
宵宮は10月14日(土)、本宮は同15日(日)。
「だんじり曳行航イベント」は14日=午後1時~午後3時、同市保健福祉センター及びその周辺。各地区のだんじりは午後0時50分までに集まり、午後1時から記念式典。同2~3時に記念パレードを繰りひろげ、広い交差点では豪快な「やりまわし」が見られそう。
当日(正午~6時)は、たこ焼きやベビーカステラ、かき氷などのキッチンカーが出店する予定。
同協議会では「町を駆け抜ける勇壮な姿をぜひご覧ください」と呼び掛けている。
写真(上)は保健福祉センター前で勇壮なやり回しを繰りひろげる地車風景。写真(中)は総欅(けやき)造りの舟楽車(ふなだんじり)=いずれも本紙保存。写真(下)は橋本だんじり協議会 創立30周年記念「地車(だんじり)秋まつり」ポスター。
更新日:2023年9月20日 水曜日 17:56