和歌山県橋本市高野口町の市立高野口小学校で11月29日、地域の伝統芸能「嵯峨谷の神踊り(さがたにのこおどり)体験会」が行われ、5年生児童27人が同保存会の人たちから、太鼓の打ち方、踊り方などを学んだ。 「嵯峨谷の神踊り」の起源は明らかではないが、室町時代からの伝承行事とされ、毎年8月15日に嵯峨谷… 続きを読む
自然豊かな和歌山県橋本市杉尾の山里で11月28日、来年の実りを祈る「残し柿」風景が見られ、谷川沿いでは綺麗な皇帝ダリアが開花、幾つもの小滝では、清流が冬日に輝いていた。 ここは日本の音風景100選「杉尾の巨石」で名高い山里。地元の明王寺から635段の階段を登った山上に昔、一言主命(ひとことぬしの… 続きを読む
和歌山県橋本・伊都地方は11月17日の日曜日、静かな小春日に恵まれ、南海高野線・御幸辻駅近くの杉村公園・遊具広場は大阪や奈良などからマイカーで訪れた家族連れらでいっぱい。 頂上広場へ向かう坂道沿いの木陰では、瑞々しい青苔(あおごけ)上に散り紅葉(ちりもみじ)が重なり、生垣もイチョウ黄葉でおおわれて、… 続きを読む
世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道を学ぶ「子ども地域学習教室」(フィールドワーク)が11月26日、和歌山県橋本市学文路地区で開かれ、市立学文路小学校の5、6年生計26人が、高野山への旧・表参道など約3キロを歩き、石堂丸物語で名高い学文路・苅萱堂や紀の川・塩着き場など、ふる里の歴史を学んだ。 伊都振興… 続きを読む
明るい小春日(こはるび)に恵まれた11月25日、和歌山県橋本・伊都地方では、無数の穂薄(ほすすき)が穏やかな日差しを浴びて、青空には幾筋もの飛行機雲が生まれ、初冬の高野山麓の清祥な景色を繰りひろげた。 この日、橋本市の気温は10度台で、とくに正午ごろは明るく、紀の川左岸の国城山、右岸の三石山も紅… 続きを読む