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なんと鮮やか「鯉のぼりの川渡し」~高野山麓・九度山町の紀伊丹生川♡観光客は手を振ったりカメラに収めたり

和歌山県九度山町の紀の川に注ぐ紀伊丹生川で、快晴・涼風の4月14日、恒例の「鯉のぼりの川渡し」が行われ、大勢の観光客を楽しませた。

この日、同町商工会青年部などでつくる「九度山 ILOVE 運動推進会」のメンバーら約10人が、各家庭から譲られた鯉のぼりや、小学生の手形模様入り鯉のぼりなど計約100匹を専用の金具を使い2本のロープにつないだ。

自分たちの思いを描いた鯉のぼりが空に舞う姿をひと目見ようと、九度山小学校の児童5人も駆けつけた。

メンバーの掛け声で、紀伊丹生川河口付近(幅約110メートル)の両岸に渡したロープが手繰り上げられ、鯉のぼりの群れは色鮮やかに遊泳、時には大胆な宙返りを繰りひろげた。

その鯉のぼりは、今にも春光かがやく大海へ飛び立ちそうで、訪れた家族連れらは、両手を振ったり、カメラを向けたり。鯉のぼりの鮮やかな姿を丁寧に繋ぎとめていた。

同商工会青年部のメンバーは、「昨年の6月豪雨の影響で、河川敷が荒れ、実施が心配さたが、皆さんのご協力で、今年も無事に鯉のぼりがあがってホッとしました。」と話していた。

この「鯉のぼりの川渡し」は5月5日(どもの日)まで続く予定。近くには道の駅「柿の郷くどやま」があり、同町内では五月人形や雛人形を商店・民家に飾って見てもらう「町家の人形めぐり」(4月1日〜5月5日)も開催中。

写真(上)は紀伊丹生川の「鯉のぼりの川渡し」。写真(中)は鯉のぼりを持つ九度山小学校の子どもたち。写真(下)はメンバーらの作業風景。


更新日:2024年4月14日 日曜日 16:03

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