和歌山県橋本市東家の真言律宗「妙楽寺」の岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職と、妙楽寺再建再興委員会=奥村浩章(おくむら・ひろあき)委員長=の会員約10人は12月25日、老朽化で崩落した本堂再建の浄財を求めて、地元の商店・民家約50軒を寒行托(かんぎょうたくはつ)した。 同寺は820年(弘仁11… 続きを読む
万葉人が往来した〝飛び越え石〟で名高い、和歌山県橋本市隅田町真土の「真土万葉の里」の蓮池は12月24日、すべて枯蓮(かれはちす)となり、今年・盆前に咲いた紅白の花蓮(はなはちす)の世界がまるで夢のよう。しかも蓮池は、前日の斑雪(まだらゆき)におおわれていて、時の流れの早さ、命の尊さを感じさせていた。 … 続きを読む
和歌山県橋本・伊都地方は12月23日、気温は0度前後、体感温度マイナス1度の冷え込みとなり時折、激しく吹雪が舞って、山河もまちも10センチ以上の積雪となり、今冬初の深々とした雪景色を呈した。 この日午前8時ごろ、橋本市東家の高台に立つと、南西に聳える国城山や雨引山、紀の川流域の市役所、商工会館、… 続きを読む
和歌山県橋本・伊都地方は令和4年・冬至の12月22日、まちも山河もネズミ色の冬雲におおわれ、橋本市の南海高野線・鉄橋では、大勢の高野参拝・観光客を乗せた電車が往来、今にも凍えそうな水流では、沢山の鴨(かも)がすいすい泳ぎまわり、寒さなど一切感じさせない。同市北馬場の橋本運動公園・山茶花(さざんか)並木… 続きを読む
高野山麓・橋本伊都地方は、紀の川両岸の山々の初冠雪から3日目の12月21日、雪は舞わず時折、冬日差しを頂いた。正午ごろ、奈良時代のヒロイン・中将姫ゆかりの同市恋野の浮御堂の池畔に立つと、南側の山々の空が〝怪魚の列〟のような群雲(むらぐも)におおわれ、やわらかな冬日差しがこぼれてくる。その群雲が水底に… 続きを読む