弘法大師・空海の生誕1250年を祝う「青葉まつり」が6月15日、和歌山県高野町で開かれ、土砂降りの雨の中、メインパレード花御堂渡御(はなみどうとぎょ)を威勢よく展開、沿道の傘、傘、傘の大勢の観光客は、その珍しい光景に驚きながら、スマホ撮影にも心込めていた。 「青葉まつり」は新型コロナ禍で2年間中止… 続きを読む
万葉人が往来した〝飛び越え石〟で名高い、和歌山県橋本市隅田町の「真土万葉の里」の蓮池(はすいけ)で、雨季の6月14日、新緑の蓮の葉が無数に生まれ、浮き草とともに水面を覆い、小雨打つ音さへ聴こえて、開花以前の蓮池の魅力を示していた。 ここは〝飛び越え石〟のある和歌山、奈良両県境を流れる落合川右岸で、… 続きを読む
梅雨晴れ間をいただいた6月13日、和歌山県橋本市矢倉脇の南海高野線・紀見峠駅入口わきでは、色鮮やかな西洋金糸梅(せいようきんしばい)が満開になり、近くの根古川と笹尾川が合流する橋本川上流は、夏草や竹林の陰をせせらぎ、西側の高台を南海電車が颯爽と往来して、大阪に近いふる里の自然風景の良さを繰りひろげ… 続きを読む
梅雨空のまちも山河も、霧雨にかすんた6月12日、和歌山県橋本市東家の真言律宗「妙楽寺」=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=では、真紅の花ざくろや、純白の十薬の花が咲いて、はつ夏の神々しさを繰りひろげた。 同寺は弘仁11年(820)に弘法大師・空海が創建した嵯峨天皇勅願所で、戦火などで再建を繰り… 続きを読む
奈良時代の中将姫ゆかりの和歌山県橋本市恋野の「恋し野 あじさい園」で6月11日(日)、色とりどりの紫陽花が咲き誇り、梅雨にしっとり濡れながら、雨傘を差した大勢の観光客を楽しませていた。 恋野地区は中将姫が隠れ住んだと伝わる紀ノ川南岸の丘陵地。地元住民が約25年前から、本田池(ほんでんいけ)周辺で約5… 続きを読む