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やさしいゴンちゃんの深眼差し♡女人高野別格本山・慈尊院~高野山案内犬の彫像~ふる里学習の中学生、安念副住職にゴンちゃんの活躍ぶり学ぶ

和歌山県九度山町の女人高野別格本山・慈尊院の可愛い彫像・ゴンちゃんは、立春を控えた2月1日、その深眼差しがやさしくかがやき、訪れる参拝・観光客の心を和ませた。

ゴンちゃんは今は亡き高野山・案内犬で、今年も多くの参拝・観光客が、ゴンちゃんの彫像に手を合わせた後、町石道(ちょういしみち)を高野山へ登りそう。

ゴンちゃんは昭和63年(1988)春に慈尊院に住みつき、やがて大勢の参拝者を町石道(ちょういしみち=約24キロ)から案内。「お大師様の使いの名犬」として愛された。

平成14年(2002)6月、老衰のため永眠したため、同院はゴンちゃんの石像を建立。多くの参拝者がゴンちゃんに感謝、冥福を祈り続けている。

この日、九度山中学校の1年生男女5人が「ふる里学習」で同院に参集。安念邦賢(あんねん・ほうけん)副住職から、同院には高野山を開いた弘法大師・空海のお母様を祀っていること、可愛いゴンちゃん物語は、本にも紙芝居にもなっていることを教わっていた。

ゴンちゃんの彫像は、弘法大師・空海の彫像と共に鐘楼近くにあり、境内の噴水の向こうに見える。参拝者は、雪化粧のゴンちゃん、春光のゴンちゃんなど、四季折々の表情をスマホに収め、家族や友人知己に配信している。

写真(上)は人気の慈尊院・ゴンちゃんの彫像。写真(中)は「ふる里学習」で中学生にゴンちゃん物語を説明する安念・副住職。写真(下)は噴水の向こうで弘法大師のそばに座るゴンちゃんの石像。


更新日:2023年2月1日 水曜日 20:01

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