関西の奥座敷と呼ばれる、和歌山県橋本市北宿の玉川峡谷は4月7日、やや強い春雨が降り続いて、修験者の行場・五光の滝(ごこうのたき)は、落差約30メートルの瀑布が垂れ下がり、滝壺から水音がとどろき、岩場をおおう散り桜は、激しい水しぶきを浴びていた。 ここは、かつて温泉総選挙ファミリー部門で全国1位とな… 続きを読む
和歌山県橋本市北馬場の高台にある橋本運動公園は4月6日、青空が雲に包まれたり、青空が雲間から広がったり。園内・通路沿いに咲いた紅白のハナミズキは、遠くの三石山(みついしやま)の大空を背景に春風に吹かれていた。 同公園には県立体育館や陸上競技場、テニスコートなどがあり、紅白のハナミズキ(花水木)は長… 続きを読む
和歌山県橋本市隅田町の真土万葉の里で4月上旬、菜の花畑のそばで、色鮮やかな約3000輪のチューリップが咲き誇り、かわいい紋白蝶も飛びまわって、大勢の観光客を楽しませている。 ここは万葉人が往来した落合川の「飛び越え石」近く。地元有志らでつくる真土万葉保存会が、昨年秋、橋本商工会議所から譲られた約… 続きを読む
戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町で、商店・民家に五月人形や雛人形を飾って見てもらう、第15回「町家(まちや)の人形めぐり」が開かれ、多くの観光客が心和ませている。5月5日(金)まで。観覧無料。 地元有志らでつくる九度山住民クラブ=梅下修平(うめした・しゅうへい)会長=主催。この「町家の人… 続きを読む
前夜には春雷(しゅんらい)がとどろいた4月3日午後、和歌山県橋本市の紀の川は、まばゆい春光を浴びてせせらぎ、可愛い鴨(かも)の群れが遊泳。河原では、黄色い花々が、菜の花ように彩りを添えて、橋本橋を渡る歩行者の心を和ませていた。 橋本橋とは天正15年(1587)、豊臣秀吉の焼き討ちから高野山を救った… 続きを読む