和歌山県橋本市の世界遺産・黒河道(くろこみち)入口の大イチョウ(大銀杏)の木陰で、まさに立夏の5月11日、小さな黄金色のキンポウゲ(金鳳花)が咲きそろい、涼風に吹かれながら初夏(はつなつ)の輝きを放っていた。 この黒河道入口は、同市賢堂の高野山真言宗・定福寺(じょうふくじ)南側。大イチョウの脇には御堂「… 続きを読む
世界最高のチター奏者と讃えられる「内藤敏子チター演奏とお話の会」が5月20日、世界超1級の数学者・岡潔博士のふる里、和歌山県橋本市柱本紀見峠の顕彰記念碑前や、万葉集の研究第一人者・犬養孝教授の愛した同市真土の真土万葉の里などで開かれる。日本チター協会橋本支部の徳田勝治(とくだ・かつじ)さんや、岡潔数… 続きを読む
国が認めた日本の音風景100選「杉尾の巨石」として名高い、和歌山県橋本市杉尾の山里で5月9日、早くも植田が生まれ、早苗が涼風になびいて、素晴らしい日本の原風景を繰りひろげた。 「杉尾の巨石」は、明王寺わきの635段の階段を登った山上にあり、耳を当てると紀ノ川の水音が伝わる。同寺前の畑には、昔は大… 続きを読む
一休さん(一休禅師)の兄弟子・養叟和尚(ようそうわじょう)の終焉(しゅうえん)の地、和歌山県橋本市矢倉脇で5月8日、真紅やピンクのつつじ(躑躅)が咲き誇り、地元の天王社境内の巨木の走り根周辺は青苔(せいたい)に覆われて、この地方特有の詩情を繰りひろげた。 ここは南海高野線・紀見峠駅近くの高山森林公園、… 続きを読む
和歌山県橋本市の橋本赤十字奉仕団=畑野富雄(はたの・とみお)委員長=は「赤十字運動月間」の5月7日、同市妻のスーパーセンターオークワ 橋本店入口わきで募金活動を行った。 この日同奉仕団の役員ら10数人が「献血」を呼びかけ、募金箱を抱いて、静かに協力を呼びかけると、ショッピング客がお金を託し、団員らが… 続きを読む