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斑雪(まだらゆき)の高野山、大勢の家族連れら初詣(はつもうで)楽しむ♡奥の院では水向地蔵に聖水手向け
弘法大師・空海が開いた世界遺産・高野山は令和5年正月2日、総本山金剛峯寺や壇上伽藍、奥の院などはすべて斑雪(まだらゆき)の世界となり、訪れた大勢の参拝・観光客は静かに斑雪を歩きながら、初詣を楽しんでいた。
高野山では昨年12月中旬、約20センチの初冠雪となったが、新春の檜皮葺(ひわだぶき)屋根の金剛峯寺や、壇上伽藍、奥の院は半ば雪解けの風景を繰りひろげた。
この日午後の高野山は、南海電車やマイカーで訪れた参拝・観光客でいっぱい。家族連れや若者カップルらは、先ず本山で初詣(はつもうで)の後,、壇上伽藍の根本大塔や御影堂を参拝。空海が入定している奥の院では、玉川わきの水向け地蔵尊=観音菩薩・不動明王・地蔵菩薩など15体)に聖水を手向けて合掌。祖先の御冥福と、家族安泰を祈っていた。
なお、今年も招福厄除を祈る「高野の火まつり」=(柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)=は3月5日、金剛峯寺前で行われる。午前10時受付開始、午後1時から厳修。
写真(上)は正月2日の高野山・根本大塔の雪景色。写真(中)は高野山・奥の院で水向地蔵に聖水を手向ける子どもたち。写真(下)は高野山の国宝・不動堂わきから眺めた雪景色。
更新日:2023年1月2日 月曜日 19:20