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満開の桜・桜・桜…♪世界遺産・丹生都比売神社♡4月14日(日)は楽しい花盛祭

春光に恵まれた4月11日、和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生・晃市(こういち)宮司=で、桜が満開になり、大勢の参拝・観光客が弁柄色の輪橋を渡り、心を和ませていた。同神社では4月14日(日)、御祭神に供花して、春の訪れを寿ぐ「花盛祭」が繰りひろげられる。

同神社は弘法大師・空海に、神領・高野山を貸与した天照大御神(あまてらすおおみのかみ)の妹神・丹生都比売大神を祀る「神仏融合」始まりの古社。この日、外鳥居をくぐると境内の桜はすべて満開で、家族連れや友人グループらは、鏡池に架かる輪橋を渡り、中鳥居をくぐって楼門で2礼2拍手1礼、深々と祈りを捧げていた。

この後、境内の染井吉野や枝垂れ桜を眺めてうっとり。外鳥居近くではまるで雪の積もったような馬酔木(あせび)の花や、ブドウムスカリの青紫色の花々も咲いていた。

4月14日(日)の「花盛祭」では、国家安泰と国民の幸福を祈願。午後1時30分からの「渡御の儀」(雨天中止)は中世の浜降祭(はまおりさい)を再現。装束をまとい威儀物を携えた渡御行列が猿田彦(天狗)を先に、輪橋(りんきょう)を渡り、天野の里を練り歩く。午後2時30分には人気の宮本静さんの歌唱奉納、同3時30分から「餅まき」(いずれも雨天中止)がある。

写真(上)は外鳥居近くで満開の枝垂れ桜と輪橋を渡る大勢の参拝・観光の人々。写真(中)はブドウムスカリの花。写真(下)は輪橋の手前で咲いた馬酔木の花々。


更新日:2024年4月11日 木曜日 16:22

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