和歌山県橋本市高野口町伏原の高野山真言宗・普門院(ふもんいん)近くの紀の川右岸で、黄砂の去った4月19日、紫の房のような草藤の花が無数に咲いて、初夏の足音が聞こえてきそう。 同川南の空には前日、かなりの黄砂で見えなかった弘法大師・開祖の高野山、南西の空には真田幸村も見上げたに違いない雨引山(あまびき… 続きを読む
和歌山県橋本市恋野の辻本賢三(つじもと・けんぞう)さん(88)のレンゲ畑で4月18日、「子どもたちのレンゲ摘み体験」が行われ、社会福祉法人・顕陽会すみだこども園や恋野小学校などの子どもたち約200人が「ふる里のレンゲ摘み」を楽しんだ。 この日、紀の川の南北に聳える山々は、かなりの黄砂に霞んだが、辻本… 続きを読む
弘法大師・空海が創建した和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で、計188基の石柱を建立する全国初のお砂踏み霊場巡り」の整備が進んでおり、今夏には落慶法要が営まれる。石柱奉納者の一人は「バリアフリーのお砂場踏みなので、車イスでもご先祖や家族、友人供養ができます」… 続きを読む
「学問の神様」として尊崇される菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀る、和歌山県橋本市南馬場の学文路(かむろ)天満宮で4月中旬、黄金色の山吹(やまぶき)と真っ白い著莪(しゃが)の花が満開になり、同神社の神々しさを示した。 同神社には毎年、高校・大学などの受験生や親御さんが合格祈願、春には新入生と家族・… 続きを読む
和歌山県橋本・伊都地方は、春の陽気に恵まれた4月15日、紀の川沿いの山々の竹林は黄金色にかがやき、俳句の春の季語「竹の秋」の詩情を繰りひろげた。 竹は繁殖期の春に、竹の子に親愛の栄養分を与えて黄色くなる。逆に秋には竹の子が若竹に生長して、親竹も緑色を取り戻すという素晴らしい「命の春秋」の彩りであ… 続きを読む