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初詣、家族連れら禊橋(みそぎばし)初渡り♡神仏融合始まりの丹生都比売神社~「世界平和」「家族安泰」祈る
まばゆい日差しに恵まれた正月2日、「神仏融合」始まりの古社、和歌山県かつらぎ町上天野の丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生・晃市(こういち)宮司=で、大阪など近府県から訪れた大勢の家族連れや若者たちが初詣(はつもうで)を楽しんだ。
同神社は弘法大師・空海に、神領・高野山を貸与した天照大御神(あまてらすおおみのかみ)の妹神・丹生都比売大神を祀る「神仏融合」始まりの古社として名高い。
とくに昨年末には、大鳥居前の聖域を流れる禊川に架かる禊橋(みそぎばし)を復元架橋。同神社の紀州犬の先導で渡り初め式を行った。
その左右二か所の擬宝珠(ぎぼし)の中には「麻(あさ)」と鉱石「辰砂(しんしゃ)」を収めており、麻は祓い清めの力を持ち、辰砂は「不老不死」をもたらすとしている。
この日、参拝者はマイカーを神社・駐車場に止め、外鳥居から参道を進んで禊橋を渡り、中鳥居から楼門に着くと2礼2拍手1拝して、「世界平和」と「家族安泰」などを祈っていた。
写真(上、中)は禊橋から中鳥居をくぐり楼門へ向かうご参拝の人々。写真(下)は同神社の紀州犬の先導で昨年末行われた禊橋の渡り初め式。
更新日:2024年1月2日 火曜日 19:19