ご先祖や無縁仏を供養する恒例の「ろうそく祭り」(万灯供養会)が、8月13日夜、和歌山県高野町の高野山・奥の院で営まれる。毎年、全国各地から約3万人の善男善女が訪れ、奥の院・参道に約10万本のろうそくが灯され、それぞれ心静かに祈りを捧げている。 奥の院・参道は、一の橋から弘法大師・御廟(ごびょう)までの… 続きを読む
めがね拭う空一面の鰯雲 (水津順風) 特別養護老人ホームの玄関を出ると、西空一面に鰯雲(いわしぐも)が広がっていた。和歌山県橋本市の橋本カントリークラブの山上の空である。連日、うだるような暑さがつづき、「立秋とは名のみ」と思っていたが、天空は早くも初秋のかたちを表わしている。 妻の食事介助を終えて、ベ… 続きを読む
和歌山県橋本市高野口町を流れる紀ノ川の九度山橋付近の河原で、計61本もの古いタイヤが漂着しているのが見つかり、橋本市教委は8月10日、重機などを使って除去した。この古タイヤは、7月20日に台風6号が接近し、ダム放流で増水した際、上流の河川敷に積んでいたものが漂着したか、故意に不法投棄されたものかの… 続きを読む
弘法大師(空海)が中国からアサガオの種(薬剤)を持ち帰った〝言い伝え〟にちなみ、世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道にある紀州高野紙伝承体験資料館・紙遊苑(和歌山県九度山町慈尊院)で、見事な「アサガオ展」が開かれている。9月11日(日)まで。入苑無料。松山健苑長は「アサガオは午前10時ごろまでが見頃です。気軽… 続きを読む
南海本線を9月1日から走る新型「サザン」(12000系)が、このほど南海高野線を走行し、鉄道ファンを対象に「試乗会(撮影会)」が行われた。南海本線用の電車が、その走行前に高野線を走るのは珍しく、大勢の鉄道ファンが試乗し、新型「サザン」をカメラで撮影した。 南海電鉄によると、新型「サザン」のデザインは、… 続きを読む