ツチアケビ(土通草)は深山の陰地に生ずる無葉ランで、葉緑素を持たない腐生植物。名の由来は、土の中からにょっきり出て、蕾も果実もアケビの実に似ているからだそうです。 ツチアケビの果実を初めて見たのは、9月に高野山町石道を歩いたとき。「え~っ!なぁに!これ?」薄暗い林の中で、真っ赤な特大ウインナが沢山ぶ… 続きを読む
第二次世界大戦後、基本的人権・権利義務を大切にした憲法を起草し、仏教改宗を進めるなど「インド憲法の父」と尊崇されるババサヘブ・アンべードカル博士の銅像が、世界遺産・和歌山県高野町高野山の高野山大学に建立され、和歌山県とインド・マハラシュトラ州政府は9月10日、同博士の銅像除幕&お披露目式を行った。 … 続きを読む
世界遺産・高野山(和歌山県高野町)は、今、下界より一足早く秋本番を迎え、壇上伽藍(だんじょうがらん)中門(ちゅうもん)に祀られた増長天像と、広目天像の胸に止まったトンボ(蜻蛉)やセミ(蝉)の彫像が、ひときわ輝いている。 中門は弘仁10年(819)の創建。再三火災に遭い、天保14年(1843)に焼失後そのままにな… 続きを読む
JR・南海「橋本駅」前周辺の中心市街地土地区画整理事業が進む中、昔の佇(たたずま)いを少しでも残そうと、9月8日、和歌山県橋本市橋本の老舗(しにせ)で国指定登録有形文化財「みそや呉服店」別館の家曳(いえひ)き作業が行われた。来春には敷地を拡幅市道と同じ高さまで1・5メートル嵩上(かさあ)げして、同別館を曳… 続きを読む
和歌山県橋本・伊都地方のオペラ愛好家でつくるアマチュア劇団「はしもとふるさとオペラ」=澤村テル(さわむら・てる)代表=は、橋本市民会館で開催する橋本市制10周年事業・創作オペラ「石童丸ものがたり」公演を控えて、9月7日、橋本市学文路の学文路苅萱堂(かむろかるかやどう)で「公演成功」を祈願した。 この日… 続きを読む