第50回「高野山ろうそくまつり」(万灯供養会)が、弘法大師ご生誕1250年のお盆の8月13日、和歌山県高野町の世界遺産高野山の奥の院・浄域で営まれ、国内外から訪れた大勢の参拝・観光客が各自ろうそくに火をともし、先祖のご冥福を祈った。 同実行委員会などが主催、高野町青少年団体連絡協議会などが共催。 … 続きを読む
和歌山県橋本市東家の高野山真言宗・慈眼山「観音寺」=柿内諦光(かきうち・たいこう)住職=の東家墓地入口で8月12日、六地蔵尊(ろくじぞうそん)に先祖を迎える目印・鬼灯(ほうずき)、十一面観音堂わきの無縁仏にはオミナエシが供えられ、大勢の人々が御先祖の安寧(あんねい)を祈った。 六地蔵とは釈迦入滅の後、… 続きを読む
奈良時代の女性史ヒロイン・中将姫の隠れ里、和歌山県橋本市恋野の浮御堂の池畔で、盆間近の8月11日、鮮やかな夏水仙(なつずいせん)が開花、池では真っ白な花蓮(はなはちす)が咲いて、訪れた日傘姿の人たちは、思わず中将姫の安寧を祈っていた。 ここは紀の川の南の丘陵地で、中将姫が観音菩薩を祀って、亡き母をし… 続きを読む
猛暑日つづきの8月10日午後、高野山麓・九度山町の女人高野・別格本山「慈尊院(じそんいん)」=安念清邦(あんねん・せいほう)住職=で、弘法大師御誕生1250年記念の幟旗が音立ててはためき、泉水池の噴水がまばゆくしぶく、周囲に飾られた祈りの風鈴が涼しい音を奏でていた。 同寺は高野山真言宗総本山・金剛峯寺… 続きを読む
紀州高野組子細工師の池田秀峯(いけだ・しゅうほう)さん(77)と、彫板画(ちょうはんが)創始者・田村茂(たむら・しげる)さん(73)らは、和歌山市紀三井寺の救世観音(くぜかんのん)宗総本山・紀三井寺=前田泰道(まえだ・たいどう)貫主=に、真心込めた彫板画「青龍守霊泉(せいりゅうしゅれいせん)」を奉納することになっ… 続きを読む