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広~い花壇でスミレ満開♡紀州かつらぎ町の道の駅「紀の川万葉の里」~高野山・参拝者ら立ち寄り心和ませる
和歌山県かつらぎ町の道の駅「紀の川万葉の里公園」で、10月28日朝、色鮮やかな無数のスミレが開花、マイカーで訪れる多くの家族連れらの心を和ませた。
ここは万葉人に愛された妹背山(いもせやま)近くで、小説「紀の川」(有吉佐和子・著)の舞台になった同川右岸である。
この日、堤防のでっかい花壇ではピンクや白、紫のスミレが咲いて眩いばかり。
秋日を浴びながら、涼風をいただいている。
万葉集には妹背山は「我妹子(わぎもこ)に我が恋ひ行けばともしくも並び居るかも妹と背の山」(都に残してきたあの娘を恋しく思いながら、紀伊路を歩いていくと、うらやましくも仲むつまじく並んでいることよ。この妹と背の山は)=作者未詳=と歌われている。
小説「紀ノ川」は同県九度山町から和歌山市へ嫁いだ女性物語で、女性がこの妹背山下流へ川舟で下る姿が奥ゆかしい。
道の駅「紀ノ川万葉の里」は、同川右岸の国道24号沿いで、京奈和自動車道・かつらぎ西ICから近い。軽食・喫茶店、野菜・果物店、広い駐車場もある。
同地方には高野山・金剛峯寺や女人高野別格本山・慈尊院、神仏習合の丹生都比売(にうつひめ)神社など世界遺産が多い。
近府県からの参拝・観光客は、マイカーで道の駅「紀ノ川万葉の里」に立ち寄り、スミレ花壇や飲食、土産物を楽しんでいる。
写真(上、下)は川岸の花壇で満開のスミレ。写真(中)は愛犬との散歩風景をスマホ撮影する女性。
更新日:2023年10月27日 金曜日 16:27