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新しい老人福祉施設「国城寮」が九度山町に完成、12月には老朽化した橋本の施設から移転♡11月25日(土)には「一般内覧会」あるよ♪
和歌山県九度山町九度山に大きな養護・特別養護老人ホームが完成し、老朽化した橋本市隅田町の同施設を閉鎖、12月上旬に移転することが10月30日わかった。
同施設は橋本市、九度山町、かつらぎ町、高野町の1市3町による老人福祉施設事務組合が管理・運営しており、高齢者を抱える1市3町の人々は「なぜ橋本市から九度町へ?」と首をかしげながらも、「大切な高齢者の幸せをお願いしたい」と言っている。
新施設は鉄骨2階建て(3343平方メートル)で、定員は養護老人ホーム80人(個室)、特別養護老人ホーム80人(4人部屋×20室)。事業費約25億8800万円。開設日は12月11日(月)の予定。
老人福祉施設「国城寮」は昭和29年5月に橋本市清水で定員50人の養護施設で事業開始。同43年12月に現在の同市隅田町河瀬へ移転。定員100人となった。
昭和43年10月には特別養護老人ホームを併設して定員50人で事業開始。同56年8月には定員80人としたが、施設老朽化により移築方針がきまった。
新しい「国城寮」は九度山町役場近くの高台にあり、自然環境も見晴らしも良く、建物はもちろん入所者の居室、大浴場、ウォーキングガーデンなども素晴らしい。
新しい「国城寮」一般内覧会は11月25日(土)午前9時~正午と午後1時~4時の2回行われる。入場自由で、国城寮の森中寛仁(もりなか・ともひと)寮長は「ご高齢の方々のためにも、ぜひご観覧ください」と言っている。問い合わせは森中寮長(電話0736・32・1321)。
写真(上)は九度山町に完成した新しい「国城寮」。写真(中)は左から入所者の居室一人部屋、ウォーキングガーデン。大浴場。写真(下)は現在の橋本市にある「国城寮」=ここで世話になった高齢者は数えきれず、家族・友人にとって忘れられない風景。