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十五夜お月さん今晩は、お昼の秋明菊さん今日は♡橋本の真言律宗・妙楽寺~心は平安時代にタイムスリップ♪

和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=は10月27日夕刻、雷雨に見舞われたが、午後7時頃には雨雲が去って、東空に十五夜の満月が煌々とかがやき、翌28日午後には、境内の秋明菊(しゅうめいぎく)が秋日秋風をいただいた。

妙楽寺は嵯峨天皇の勅願により弘仁11年(820)、弘法大師が開創、姪(めい)の如一尼(にょいちに)が初代住職を務めた古寺。やがて無住寺・無檀家となり、老朽化で本堂は撤去。江戸時代建立の鐘楼門だけが残っている。

岩西住職と母・康子さんは毎年、地元有志と共に同寺再建を求めて托鉢寒行。9月には大和語りべ・やすきひろこさんや箏演奏家・山田裕子さんらの「勤行・観月コンサート」を開催。康子さんは、この平安時代の歴史深い境内で、四季折々の花々を栽培している。

十五夜の月は雷雨の後、鐘楼門の東空にかがやき、秋明菊は翌日、沢山咲きそろっていて、目を閉じると平安装束の方々さへ現れそうな雰囲気を漂わせていた。

写真(上、中)は雷雨の後、妙楽寺・鐘楼門の空に輝いた十五夜のや月さま。写真(下)は鐘楼門そばに咲いた秋明菊。


更新日:2023年10月28日 土曜日 18:35

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