東日本大震災の発生から12年の3月11日、和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺=長谷部真道(はせべ・しんどう)座主・管長=は、被災地の宮城県南三陸町と高野山・東京別院(港区)の三か所で「東日本大震災13回忌法要」を行い、同時中継による初のオンライン配信を行った。 この日、金剛峯寺大広間に… 続きを読む
春光と春風に恵まれた3月10日、高野山麓の橋本・紀の川左岸堤防で、無数のたんぽぽ(蒲公英)が咲きひろがり、春本番の詩情を漂わせて、愛犬と散歩する人々に言葉で表せないような夢心地を与えた。 ここは橋本市南馬場の紀の川・緑地広場の左岸堤防。1週間前には、2、3輪だった蒲公英の花が、この日は無数にひろ… 続きを読む
高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町)の第415世座主(ざす)に、兵庫県香美町の大乗寺住職・長谷部真道(はせべ・しんどう)大僧正(84)が就任したことを披露する晋山式(しんざんしき)が3月9日、総本山・大広間で厳かに営まれた。 この日早朝、長谷部座主は金剛峯寺を出発。蛇腹道から御影堂、金堂、根… 続きを読む
高野山麓・橋本地方は3月8日、眩いばかりの春光に恵まれ、前夜は満月、翌日は山茱萸(さんしゅゆ)の花が満開になり、まさに早春の風情をくひろげた。 山茱萸(さんしゅゆ)とは中国名・山茱萸を音読みしたもので、茱萸(しゅゆ)とはグミのこと。早春に小花を咲かせ、秋には小さく真っ赤な実が生まれる。 山茱萸… 続きを読む
高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町高野山)で3月7日、弘法大師・空海の名代をつとめる第524世寺務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)に就任した高野山・蓮華定院(れんげじょういん)住職で前・宗務総長の添田隆昭(そえだ・りゅうしょう)大僧正(75)をお披露目して祝う「転衣式(てんねし… 続きを読む