梅雨入り後の6月18日、和歌山県橋本市では朝から小雨がしとしと、橋本川の水は静かな音を立てて紀ノ川へそそぎ、旧・大和街道の松ヶ枝橋の近くでは、10数羽の鴨の群れが、水を飲んだり小魚を漁(あさ)ったり、仲睦まじいひとときを過ごしていた。 昼過ぎには全員、川の流れに乗り、綺麗な列を成して、本流・紀の川… 続きを読む
和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=の鏡池(かがみいけ)の水面などで、沢山の糸蜻蛉(いととんぼ)が飛び交い、水底ではメダカが泳ぎ回って、はつ夏の神々しさを感じさせている。 同神社は超1700年前の創建。高野山開祖の弘法大師・空海に神領・高野山を貸… 続きを読む
和歌山県橋本市の世界遺産・黒河道(くろこみち)で6月16日、市立清水小学校の子供たちが、道沿いの夏草刈りに挑み、高野山・参詣登山をしやすくした。 常に黒河道の自然を守っている地元有志約30人でつくる「ふるさとの山に花を会」の人々は、「よく頑張ってくれた」と喜び、子供たちも「綺麗になってよかった。気… 続きを読む
奈良時代の中将姫ゆかりの和歌山県橋本市恋野の「恋し野 あじさい園」で6月15日、赤や白、紫などの花々が見頃を迎え、梅雨空の下、大勢の花見客を楽しませている。 中将姫旧跡保存委員会は19日(日)午前9時から「あじさいまつり」(雨天決行)を開催。 紀州紀ノ川太鼓がとどろき、歌手・川本三栄子、歌う講談師・… 続きを読む
無農薬で稲を育てる「アイガモ農法」を実践している、 和歌山県橋本市恋野の辻本賢三(つじもと・けんぞう)さん(86)の植田で6月14日、第30回「アイガモのヒナ放鳥」が行われ、同市認定・すみだこども園や市立恋野小学校の児童ら計約90人が放鳥体験をした。 近畿・梅雨入りのこの日、辻本さんの自宅前に児童… 続きを読む