和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅北側の陵山(みささぎやま)は7月22日、深緑におおわれ、その山中から無数の蝉の声が大波のようにあふれて、まさに「明日は大暑」と感じさせた。 ここには近畿最古級の横穴式石室・陵山(みささぎやま)古墳があり、南西側にはぶらんこや滑り台などの遊具を設けた丸山公園がある。 … 続きを読む
和歌山県橋本市神野々の県立紀北工業高校・ものづくり研究部は、自分たちが開発した素敵な「図書除菌機」を、同市高野口町大野の「たまご絵本館に届けた。岡崎永子(おかざき・えいこ)司書・館長は「これで子どもたちに安心して絵本を楽しんでもらえます」と、開発部員5人に謝辞を述べていた。 「たまご絵本館」は、土… 続きを読む
難病で二男を亡くした悲しい経験を持つ、和歌山県橋本市在住の作家・佐藤律子さん(70)は7月20日、二男の母校・県立紀北工業高校=神藤恭光(じんとうやすてる)校長=で、人命を尊重し合う人権教育講演を行い、生徒たちの未来に力強いパワーを与えた。 この日、佐藤さんは教室のスクリーンに、拓也君の描いた絵を紹… 続きを読む
和歌山県橋本市東家の愛宕山(あたごさん)近くの野菜畑の一角で7月19日、色鮮やかな苦瓜(にがうり=ゴーヤ)の花が咲き、長い緑の実がぶら下がって、真夏の彩りを示した。 この日の天候は、曇り時々雨で、朝の気温は20度代、昼間は30度を超えたが、やや強い西寄りの風が吹いた。 野菜畑の古い井形の棚には、蔓(… 続きを読む
「海の日」の7月18日、海とつながる高野山麓・橋本地方の玉川峡谷(紀伊丹生川)で、小滝が清流をそそぎ、淀みでは若者たちが大声張りあげて遊泳、清流は紀の川を経て紀伊水道へ向かっていた。 「海の日」は、海の恩恵に感謝するとともに海洋国・日本の繁栄を願う日であるが、同時に天地・山川の恵みにも感謝すること… 続きを読む