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マダガスカル民族音楽舞踊&橋本高校邦楽部・箏演奏♪会場の市民から大拍手「親善交流は世界平和の原点」

大自然と人間性あふれる「マダガスカル民族音楽・舞踊公演」が10月20日、同市産業文化会館・アザレア大ホールで開かれ、橋本伊都地方の人々は、マダガスカルの軽快なリズム&ダンスに心和ませ、大きな拍手に包まれていた。

橋本ユネスコ協会(高崎正紀会長)と橋本市国際親善協会(櫻井晴美会長)共催。

マダガスカルはアフリカ南東沖の巨大な島国で、日本の1・6倍の広さ(人口2770万人)。この日、ダンサーやミュージシャン15人が舞台に登場。太鼓やアコーディオンの音色・リズムに乗せて、農家の田植えから収穫までのサイクルと稲作の儀式を健やかに繰りひろげた。

今回は先ず県立橋本高校・邦楽部員が、江戸時代からの名曲「六段の調」と同校卒業生作曲の夏をテーマにした「脆性(ぜいせい)ノスタルジア」を演奏。音楽による双方の国際交流の幕を開けた。

マダガスカルのダンサーやミュージシャンは、綺麗な民族衣装で舞台に登場。男性が踊る伝統的な祝賀ダンスや、家族が先祖を敬い、墓の中から布に包まれた遺体を運び出し、感謝の意を込めて新しい布で巻き直す伝統儀式などを披露。静まり返っていた会場から、大きな拍手が起きていた。

最後に誰もが自由に踊れる時間が設けられると、客席の人々も舞台に登場。マダガスカルのダンサーらとともにダンスを披露。たのしい雰囲気が溢れていた。

このような民族音楽・舞踊公演は、大阪インザワールドが平成元年(1989)からコロナ禍の4年間を除き大阪などで毎年開催。橋本ユネスコ協会の高崎会長は「これまで毎回、各国のダンサーやミュージシャンが橋本でホームシティー。今回も高野山へご案内して参拝・観光を楽しんでいただきました」「この親善交流こそが世界平和に最も大切です」と話していた。

写真(上)はマダガスカル民族音楽・舞踊。写真(中)は橋本高校邦楽部の箏演奏。写真(下)はマダガスカルのダンサーと客席の人々とのダンス交流風景。


更新日:2023年10月21日 土曜日 11:57

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