和歌山県橋本市矢倉脇の源氏ボタルの名所・根古川と笹尾川は、6月初旬の豪雨被害をぎりぎりに免れ、命運をいただいた源氏ボタルが飛翔、ホタル愛好家を感激させている。 矢倉脇「ホタルの会」会長の森脇稔(もりわき・みのる)さん(82)によると、同川・人工池にホタルの餌・カワニナを放流、ホタルの幼虫を孵化させて… 続きを読む
弘法大師・空海と縁の深い神仏習合の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(にう・こういち)宮司、和歌山県かつらぎ町上天野=で6月6日、世界平和を祈る「奉祝 弘法大師ご生誕1250年・柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)」が行われた。 同神社は弘法大師に高野山を授けただけでなく、葛城・大峯・高野の… 続きを読む
和歌山県橋本市高野口町の「かご池」のほとりで、心地よく晴れた5月21日、ケヤキ(欅)の巨樹に、超でっかい宿り木(やどりぎ)が大きく丸く寄生、地上では紫の房のような草藤(くさふじ)が無数に咲いて、はつ夏の日を浴びながら、涼風に吹かれていた。 宿り木とは、樹木の上部に鳥の巣のような球形に寄生する植物。かご… 続きを読む
万葉人が往来した「飛び越え石」で名高い、和歌山県橋本市隅田町真土の「真土万葉の里」の小池で5月18日、早くも、約50輪ものスイレン(睡蓮)が開花、水底に映える日輪もゆらゆら揺れて、はつ夏の詩情を繰りひろげた。 この「飛び越え石」は和歌山・奈良の両県境から紀の川へそそぐ落合川にあり、万葉人が馬や徒歩… 続きを読む
子どもたちにがん(癌)の正しい知識を伝え、子どもから家族への啓発につなげたいと、和歌山県橋本市の紀和病院「紀和ブレスト(乳腺)センター」長・梅村定司(うめむら・ていじ)医師は5月17日、同市立高野口小学校で「がん教育~生命(いのち)の授業」を開催した。 同校6年生26人と保護者6人が家庭科室に参集。梅村… 続きを読む