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酒、たばこ注意、ニンニク最良♡がん克服へ梅村医師、高野口小で生命の授業「家族に伝えてね」

子どもたちにがん(癌)の正しい知識を伝え、子どもから家族への啓発につなげたいと、和歌山県橋本市の紀和病院「紀和ブレスト(乳腺)センター」長・梅村定司(うめむら・ていじ)医師は5月17日、同市立高野口小学校で「がん教育~生命(いのち)の授業」を開催した。

同校6年生26人と保護者6人が家庭科室に参集。梅村医師は「人間の体は約60兆個もの細胞で出来ており、そこに毎日約5000個のがん細胞が生まれる。

ナチュラルキラーという細胞ががんを退治してくれるが、一生で2人に1人は、がんになる危険性がある」、「死因で多いのは胃がん、大腸がん、肺がん、乳がんの順」、「その原因の70%はピロリ菌や塩分、たばこ、酒など」と説明。「今では早期発見によりほとんど助かるので定期検診が一番大切」と強調、「ガン予防の食べ物は、ニンニクが最適」で、「きょう学んだことは、ぜひ、両親や友だちに伝えてください」と話すと、子どもたちは「必ず、運動して、食べ物、飲み物に注意、定期検診の大切さを教えてあげる」と応えていた。

梅村医師は、この「がん教育~生命(いのち)の授業」を平成27年(2015)から毎年、市内各小学校で実施。コロナ禍により、場所を体育館に変更するなどしたが、今年度からは市内各小学校で再開することにした。

写真(上)は「がん教育~生命(いのち)の授業」で語る梅村医師。写真(中)は子どもたちが学んだ要点を記したホワイトボード。写真(下)は「生命の授業」を学んだ子どもたちの討論を聴く梅村医師。


更新日:2023年5月17日 水曜日 19:02

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