和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺の僧侶らは1月23日、開祖・弘法大師の「済世利人(さいせいりにん)=世を救い人々に利益を施す」という教えを守り、雨と残雪の山内で浄財を求める「寒行托鉢(かんぎょうたくはつ)」を実践した。 すでに大寒を迎えているが、午前9時の高野山の気温は11度前後で、平年… 続きを読む
和歌山県高野町の霊場・高野山 世界遺産登録15周年記念講座「高野山の年中行事 御影供(みえく)について~弘法大師空海と共にある高野山と周辺集落~」が2月8日(土)午後1時30分~同4時、同県かつらぎ町総合文化会館「あじさいホール」で開かれ、高野山準別格本山青巌寺(せいがんじ)の高井知弘(たかい・ち… 続きを読む
弘法大師・空海が開いた霊場・高野山のふもと、和歌山県橋本市=平木哲朗(ひらき・てつろう)市長=は、昔から地元野菜を高野山へ奉納してきた歴史・伝統を活かし、地元農家が栽培・収穫した「高野山麓精進野菜」(6種類)を、先ず同市岸上のJA紀北かわかみの産直市場「やっちょん広場」で販売すると発表した。 紀伊… 続きを読む
阪神淡路大震災から25年――。犠牲者の追悼法会が営まれた1月17日朝、和歌山県高野町の高野山・奥の院は時折、小雪が舞った。御廟(ごびょう)前の玉川沿いの藪椿や、その前の水向地蔵(みずむけじぞう)が、薄らと雪化粧。そのお顔は犠牲者6434人の安寧を祈るようだった。 この水向地蔵は、観音菩薩や不動明王、… 続きを読む
学問の神様として尊崇される菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀る、和歌山県橋本市南馬場の「学文路(かむろ)天満宮」は、高校・大学の受験シーズンを控えた令和2年正月、近畿各地から大勢の合格祈願者が訪れている。 同天満宮は天治元年(1124)の創建で、主祭神の道真公(845~903年)は、人々から「学… 続きを読む