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色鮮やかなスイレン、早くも50輪咲いた♡橋本・真土万葉の里、7~8月は大賀ハス楽しみ

万葉人が往来した「飛び越え石」で名高い、和歌山県橋本市隅田町真土の「真土万葉の里」の小池で5月18日、早くも、約50輪ものスイレン(睡蓮)が開花、水底に映える日輪もゆらゆら揺れて、はつ夏の詩情を繰りひろげた。

この「飛び越え石」は和歌山・奈良の両県境から紀の川へそそぐ落合川にあり、万葉人が馬や徒歩で往来した巨石二つが並んでいる。スイレンの小池は、同川右岸にあり、真っ赤なスイレンが水面にかがやき、蜻蛉(とんぼ)や紋白蝶(もんしろちょう)が沢山飛びまわっていた。

すぐ隣には蓮池(はすいけ)があり、毎年7月上旬には珍しい大賀蓮(おおがはす)が開花、8月には池一面が大賀蓮におおわれて、楽しいお盆を迎えることになる。

なお、真土万葉の里を愛した万葉集の研究第一人者・犬養孝教授と親しかった世界最高のチター奏者・内藤敏子さんは5月20日午前11時45分ごろから、同里でチター演奏することになっている。

ここにはトイレ&休憩所もあり、JR和歌山線「隅田駅」から東へ徒歩10〜15分の距離で、京奈和自動車道・橋本東ICからも近い。駐車場は真土区の国道24号三差路を北側へ上った右側にある。

写真(上)は真土ノン陽の里の小池の水底に映るはつ夏の太陽と色鮮やかなスイレンの花。写真(中)は紀州が誇る画家・雑賀紀光さん(故人)の描いた「馬上の万葉人」の墨絵(看板)=スイレンの小池わきで。写真(下)は水面にかがやくスイレンの花々。


更新日:2023年5月18日 木曜日 15:53

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