和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺の僧侶や高野山高校・宗教科の生徒、高野山専修学院・修行僧らは1月26日、開祖・弘法大師の「済世利人(さいせいりにん)」の教えを守る報恩「托鉢寒行(たくはつかんぎょう)」を行った。 この日の高野山は氷点下の寒さで。金剛峯寺の境内は残雪が凍結して足音がサク… 続きを読む
和歌山県橋本市北宿の玉川峡にある修験者の行場「五光の滝(ごこうのたき)」は、今春も滔々と瀑布(ばくふ)がきらめき、その登山口に「どうぞご自由にお使いください」と並んだ杖を使って訪れる観光客の心を潤している。 登山口の案内板によると、この五光の滝は落差約30メートル」もの高さで、明治維新まで高野山の… 続きを読む
多くの家族連れに愛されている、和歌山県橋本市の杉村公園で1月21日、近くの市立紀見小学校の子どもたちが、若々しいツツジ(躑躅)の苗木110本を植樹。「きっと綺麗な花を咲かせてほしい」と眺めていた。 同公園は、実業家の故・杉村林之助(すぎむら・りんのすけ)さんが昭和45年(1970)、庭園(丘陵地12… 続きを読む
和歌山県橋本市古佐田の今は亡き元陸軍少年兵・阪口繁昭(さかぐち・しげあき)さんが、「シベリア抑留・戦友の遺骨をふる里へ帰してほしい」と涙ぐんだ話について、橋本市在住の女流作家・佐藤律子さんは、紀北地方文芸誌「まんげつ」(275号)に「プーチン大統領への伝言(1)-ある少年兵の戦中と戦後―」と題して紹介して… 続きを読む
学問の神様として崇敬される菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀る、和歌山県橋本市南馬場の学文路(かむろ)天満宮=菅野一三(すがの・いつぞう宮司=は令和7年正月、高校・大学受験生の合格を祈願する大勢の家族連れらが訪れ、吉凶を占う御神籤(おみくじ)を門松に結んで合格を祈り、学問への頑張りを誓っている。 … 続きを読む