初荒神(はつこうじん)柴燈護摩供(さいとうごまく)を終えて、大寒を迎えた和歌山県橋本市神野々の光三宝荒神社(ひかりさんぽうこうじんじゃ)で、葉ボタンやスミレが咲き誇り、春を呼ぶ寒中風情を繰りひろげている。 ここは同神社の参道沿い。地蔵尊には供花、その周辺には目の覚めるような造形に葉ボタンやスミレ… 続きを読む
山河に恵まれた和歌山県橋本市は1月20日、朝から小雨がぱらつき、長藪城址の城山も弘法大師・空海の高野山も、濃霧のような雨雲に包まれ、柿畑では落葉焼きの煙が立ちのぼり、影絵世界を繰りひろげた。 城山は3つの弧山から成り、長藪城址は標高約300メートル。畠山氏に仕えた牲川義春(にえがわ・よしはる)氏が… 続きを読む
和歌山県橋本市高野口町九重283の信太神社近くの畑で、まっ赤に熟した「残し柿」が寒風にかがやき、沢山の野鳥の群れが集まり、その甘さに大喜びの囀りを放っていた。 同神社は約1300年前の創建で、掲示板には「天武天皇の白鳳3年(674)、役行者(えんのぎょうじゃ)が葛城山で修行の際、当神社境内で踊経… 続きを読む
和歌山県橋本市西畑の農事組合法人「くにぎ広場・農産物直売交流施設組合」=素和治男(そわ・はるお)理事=は1月18日、郷土の名物「畑ごんぼ」を高野山真言宗総本山・金剛峯寺=今川康伸(いまがわ・たいしん)宗務総長=に奉納した。 この奉納行事は「雑事(ぞうじ)のほり」と言い、高野山麓の農家が、昔から農作物の… 続きを読む
名高い日本己書(おのれしょ)師範・長谷川美佐江(はせがわ・みさえ)さんが代表を務める、和歌山県橋本市東家の高野山真言宗・観音寺「己書まんてん道場」で1月17日、第2回「笑顔の咲く己書作品展」が開幕し、訪れる人々の心を和ませている。21日(日)まで。時間は午前10~午後4時、観覧無料。 己書とは文字通り… 続きを読む