和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園で、小春日和に恵まれた12月9日(土)、観光客に愛される延命地蔵尊が、新しい帽子をかぶり、まっ赤な前垂れをかけて、眩いばかり。家族連れらは、近づく新春と師走に感謝しながら合掌していた。 ここは頂上広場の高台で、登り参道沿いでは、白いアザレアが静かに開花。枯葉の道には、… 続きを読む
橋本市学文路地区公民館主催の「かかしコンテスト」入賞作品が12月8日、同市南馬場の産直市場「くにぎ広場」に展示されていて、マイカーで訪れる飲食・買い物客を楽しませている。 展示されているのは、「どうする」のタイトルで、バス停に座るお母さんと、椅子に寝そべる可愛い子どものかかし、その近くでは阪神タ… 続きを読む
和歌山県橋本市小原田の高台にある、通称「森のトンネル」は、1か月前まで緑葉に包まれていたが、寒風の12月7日には黄葉・紅葉に包まれ、自然の時の流れを感じさせている。 ここは広域農道・小原田トンネル近くの高台で、その上方の柿畑の農道が木々の枝葉におおわれ、まさに鮮やかな「森のトンネル」風景。 橋… 続きを読む
和歌山県橋本市西畑の国城山(くにぎさん=標高552㍍)の山頂付近で、こよなく晴れた12月6日、珍しい啓翁桜(けいおうざくら)が満開になり、眼下の山襞(やまひだ)は黄葉・紅葉の彩り、その向こうではJR・南海橋本駅周辺の街並みや、葛城・金剛連峰が霞んで、なごやかな師走風情(しわすふぜい)を繰りひろげていた。 … 続きを読む
和歌山県かつらぎ町三谷の丹生酒殿(にうさかどの)神社の銀杏(いちょう)の大樹は12月5日、静かな氷雨(ひさめ)に濡れて、大樹を包む黄葉も、境内一面の黄葉も、氷雨による彩りを深めた。 「酒殿」とは、丹生都比売命が人々に農耕や衣食住を教え、紀ノ川の水で酒を造ったことに由来するという。大銀杏は、紙垂(しで… 続きを読む