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立春ひかえて氷結の鏡池、冠雪の輪橋♡解ければ楽しい錦鯉の回遊~丹生都比売神社

立春を翌日に控えた2月3日、和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社の名高い鏡池が一面氷結、弁柄色の輪橋(りんきょう)は、残雪におおわれ、立春を迎える同神社の神々しさでいっぱい。参拝者は「この雪が解け、氷が解けると、可愛い錦鯉(にしきごい)が遊泳します。その楽しい風景は、間もなく見られますよ」と微笑んでいた。

同神社は超1700年前の創建で、天照大御神(あまてらすおおみのかみ)の妹神・丹生都比売大神を祀り、500年後には弘法大師・空海に神領・高野山を貸し与えた神仏習合の古社である。

鏡池には、豊臣秀吉の側室・淀君(よどぎみ=茶々)の寄進と伝わる弁柄色の輪橋(りんきょう)が架かり、春夏秋には沢山の錦鯉が群遊して、池畔の人影を見つけると、素早く近づいてくる。

この日は「福は内、鬼は外」の節分。さすがに曇天(どんてん)で底冷えしたが、マイカーで訪れた家族連れらは鳥居をくぐり、手を清め、楼門で二礼に拍手一礼して、家族や万民の幸せを祈った。

輪橋には「凍結による転倒防止のため3月12日まで閉鎖中」と掲示。その後は、輪橋や池畔から錦鯉の回遊を楽しめそう。

写真(上)は冠雪した輪橋の脇を歩む参拝者。写真(中)は昨年2月21日、鏡池の氷・雪解けて泳ぎ出す錦鯉。写真(下)は今年2月3日現在、氷結した鏡池の風景。


更新日:2023年2月3日 金曜日 23:12

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