2月上旬、南海高野線・御幸辻駅近くの杉村公園の丘に立つと、遥か東方に大和の山上ケ嶽(さんじょうがたけ)で、今冬降った残雪が斑(まだら)にかがやいて眩いばかり。 夜は満月(スノームーン)が煌々と冴えわたり、昼は山茶花の花びらが散り敷いて、まるで紙芝居のような、立春前後の風景を繰りひろげた。 同公… 続きを読む
和歌山県橋本市の市立学文路・清水両小学校の児童たちは2月6日、同市南馬場産直市場「くにぎ広場」近くの畑で、ふる里名物「はたごんぼ」(畑ごぼう)の掘り起し作業を体験した。 この「はたごんぼ」は、同市西畑の国城山(標高552メートル)山腹で、江戸~明治~大正と栽培され、昭和初期に途絶えたが、平成20… 続きを読む
日本の伝統芸能をアマチュアが演じる「橋本市民狂言」が2月5日、和歌山県橋本市教育文化会館大ホールで開かれた。 橋本狂言会=後藤加寿恵(ごとう・かずえ)会長=主催で橋本市と同市教育委員会共催。 橋本市民でつくる同狂言会は、昭和48年(1973)に紀の川狂言会の名称で発足。平成23年(2011)には橋本… 続きを読む
和歌山県橋本市の国城山(標高552㍍)の山すそを走る、紀の川フルーツライン(広域農道)わきで、立春の2月4日、白梅の花が満開になり、無数のつぼみも膨らんで、夢のような新たな香りを漂わせた。 ここは紀の川の橋本高野橋を渡り、高野山方面へのぼる同ライン沿いの高台で、近くには産直市場「くにぎ広場」が見える… 続きを読む
立春を翌日に控えた2月3日、和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社の名高い鏡池が一面氷結、弁柄色の輪橋(りんきょう)は、残雪におおわれ、立春を迎える同神社の神々しさでいっぱい。参拝者は「この雪が解け、氷が解けると、可愛い錦鯉(にしきごい)が遊泳します。その楽しい風景は、間もな… 続きを読む