約1200年前の昔、弘法大師(空海)が中国から製法を伝えたとされる高野紙について記した古本「滅亡高野紙見聞図説」(1969年・柳瀬四郎著)を、和歌山県橋本市妻の木版画家・巽好彦さん(76)が入手した。高野紙は伊都郡内の高野十郷で漉かれ、昔は高野山の寺院の写経や障子紙、江戸時代以降は番傘などに使われたが、… 続きを読む
和歌山県橋本市城山台の城山台南バス停の東側に、1年を通じて花が咲いている花壇がある。城山台に住む人たちでつくる「城山台ボランティア」の15人が、2004年2月から、春と秋に沢山の花を植栽、丹精込めて咲かせている。 これは03年の県の緑化推進事業で、市道慶賀野~垂井線わきの花壇に、花水木(はなみずき)… 続きを読む
わが母にまさる母なし梅雨の巨樹 (水津順風) 日増しに緑深まる梅雨の季節…、和歌山県九度山町下古沢の、浦部久守男さん(65)方の庭で、樹齢約400年の「モミジの巨樹」が、無数の見事な葉を茂らせ、威風堂々たる姿を見せている。 浦部さん方は、山腹の高台を走る南海高野線・下古沢駅のふもとにある。下古沢は昔から… 続きを読む
日本女性史の奈良時代のヒロイン・中将姫ゆかりの和歌山県橋本市恋野地区で、6月29日、「恋し野の里 中将姫伝説ツアー」が開かれる。主催者の「伊都・橋本げんきもん交流塾」の浅井徹代表は「中将姫ロマンの名所・旧跡を実際に歩いてみませんか」と参加を呼びかけている。 中将姫旧跡保存委員会によると、恋野地区は… 続きを読む
和歌山県橋本市神野々のレーサー白石勇樹選手(21)は、このほど中国・珠海(すーはい)で開かれたAFRシリーズで、見事、日本人初の優勝を飾った。レース出場には、莫大な資金が必要で、白石選手は「アルバイトとスポンサーのおかげで走ることができた。でも、ぼくの目的は世界最高峰『F1優勝』で、かならず夢を果たし… 続きを読む