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花壇作りに丹精込め7年~城山台ボランティア

和歌山県橋本市城山台の城山台南バス停の東側に、1年を通じて花が咲いている花壇がある。城山台に住む人たちでつくる「城山台ボランティア」の15人が、2004年2月から、春と秋に沢山の花を植栽、丹精込めて咲かせている。
これは03年の県の緑化推進事業で、市道慶賀野~垂井線わきの花壇に、花水木(はなみずき)などの木々を植栽され、その後、「城山台ボランティア」が引き継いで、緑化作業に汗を流してきた。近くの城山台2号公園や城山台2丁目の橋のたもとでも、花を植えている。
一番知られている花壇は、市道に沿った長方形の2つ(計約77平方メートル)で、「城山台ボランティア」のメンバー15人が、春はサルビアとポーチュラカ、秋はビオラとミニ葉牡丹を植栽。10日交代で水やり、草引きを担当してきた。たとえばサルビアは6月~10月、ビオラは11月~5月、色鮮やかに咲いて、バス通勤通学客らの心を和ませている。
「城山台ボランティア」のメンバーらは6月13日朝、、サルビア約130本、ポーチュラカ約220本を植栽。まるで昔の田植えのように、糸を張って、等間隔に植えていった。
メンバーの話では、バス停にくる高校生らが「おはようございます」「とてもきれいですね」と、明るい声で挨拶して通る。大人は大人で、「いつもご苦労さん」「いつも車から見ますが、きれいで気持ちいい」と言ってくれる。
メンバーの1人、志原淳治さん(72)は、「声を掛けてくれると、うれしくて、励みになります」と話した。


更新日:2011年6月13日 月曜日 02:33

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