平安時代末期、平清盛が彩色に自らの血を混ぜて奉納したと伝わる高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町)所蔵の重要文化財「両界曼荼羅図(りょうかいまんだらず)」=別名・血曼荼羅=が、凸版印刷(本社・東京)の最新技術で、当時の極彩色の「想定色(そうていしょく)平成再生版」として復元され、7月3日、高野山・壇… 続きを読む
高野山開創1200年・世界文化遺産登録10周年を記念して、映像作家で郷土史家の松山健(まつやま・けん)さん(82)は、高野山の宗教行事と四季の自然を紹介した「高野祭事記」(DVD付き)=文芸社=を発刊した。高野山の単行本&DVDセットは珍しく、松山さんは「神仏習合(しんぶつしゅうごう)の真言密教と四季の自然… 続きを読む
プロの歌手やのど自慢大会出場の人たちから、「音響効果が抜群にいい」と評判のカラオケ喫茶が、和歌山県橋本市東家4丁目の通称〝浮世小路(うきよしょうじ)〟にある。その店の名は「白苑(はくえん)」で、経営者の長澤文明(ながさわ・ふみあき)さん(80)は「歌を練習するのも良し、歌を楽しむのも良し。気軽にお越しくだ… 続きを読む
関西の渓流釣りの本場、和歌山県橋本市、高野町、九度山町の3市町を流れる玉川峡(紀伊丹生川)で、6月7日、アユ釣りが解禁され、橋本・伊都地方や近府県から訪れた太公望が玉川峡での初釣り〟を楽しんだ。 この日は、梅雨晴間に恵まれ、太公望は新緑の峡谷で、清流に竿を差し、巧みに友アユを操る。磧(かわら)では、両… 続きを読む
今は亡き〝高野山案内犬・ゴン〟の遺徳をしのぶ「ゴンちゃん ありがとう ミニコンサート」が、ゴンの命日にあたる6月5日、棲んでいた和歌山県九度山町の世界遺産・女人高野別格本山「慈尊院(じそんいん)」で開かれ、シンガーソングライターらが作詞作曲した高野山開創1200年記念「高野山の案内犬ゴンの歌」が奉納… 続きを読む