わが家の裏に吊し柿をつるしていると、いつのころからかメジロがやってきて、柿をつつくようになった。おいしそうに食べている様子だったが、小鳥にとって不便だと思い、一部を便利な場所に移動。ついでに柿を箸に差し替えて、もらった串柿とともに木の枝につるした。 すると一日に何度か飛来。私はその美しい姿にすっか… 続きを読む
《紀の川の夕照》 紀の川の流れの彼方、遠く雨引山のすそに沈む秋の夕日の見事さは、橋本の四季折々の風景の中で、特筆される美しさの一つ。刻々と西の空を茜色に染めかえ、沈み行く太陽に、四季を通じて、それぞれの見る人の心をとらえ、明日への望みを与えてくれる。秋の夕日の美しさは、そのバックの山河と橋本橋を舞… 続きを読む
和歌山県橋本市隅田町の大弥工芸(奥村浩章社長)は、一枚の薄板を本のように開くと、名僧・円空(1632~95)作の矜羯羅(こんがら)童子像が現れる高野霊木製〝立体仏〟を制作した。1月12日(土)~4月7日(日)、東京国立博物館140周年特別展「飛騨の円空~先光寺とその周辺の足跡~」が開かれる同博物館… 続きを読む
《紀伊清水駅》 南海高野線は、橋本になくてはならぬ交通機関。橋本駅を出て、紀の川を渡り、初めての駅が紀伊清水駅。電車を降りると、昔のまんまの駅前は、のんびりとひなびた時の流れる風景が目に入る。清水の家並みの中に、うまくとけ込んだ木造の駅舎は、何かしら心温まる風景をかもし出している。いつまでも変わら… 続きを読む
和歌山県橋本市の橋本商工会議所主催の「新春賀詞交歓会」が1月7日、同市市脇の橋本商工会館8階大ホールで、政界、経済界、行政、教育、社会福祉など各界から約170人が参加して盛大に開かれた。 年頭の挨拶に立った畑野富雄・同商工会議所会頭は橋本の商工・農林の発展を願うとともに「国道371号は、大阪府河内長… 続きを読む