和歌山県の橋本・伊都地方は、1月14日未明から降雪があり、正午過ぎには平野部で約3センチ、山間部で約10センチの積雪となった。平野部では今冬初の冠雪で、大山河を誇る高野山麓のまちは美しく雪化粧した。 この日未明から降りだした霰(あられ)は、夜明けとともに湿っぽい雪に変わり、やがて牡丹雪になった。車… 続きを読む
日本三大荒神の一つとされる和歌山県橋本市神野々の「光三宝荒(ひかりさんぽうこう)神社」(菅原成典管主)で、1月13日、恒例の初荒神(はつこうじん、柴燈護摩供=さいとうごまく)が営まれ、大勢の参拝者が護摩木を焚いて無病息災などを祈った。 柴燈護摩供は、菅原管主ら5人の僧と参拝者による読経で開始。境内… 続きを読む
《清水の町並み》 高野街道は紀の川を渡り、三軒茶屋から南へ、清水の東のはずれに西行堂、ゆるやかな坂道を登れば、そこから清水の長い町並みが続く。大庄屋の菅野家、千本格子のはまる家、虫篭窓の塗り込み壁の家と、かつて高野詣りの人達が観て通ったであろう古い民家が、数多く見られる。鎌不動のお堂を過ぎ、その先… 続きを読む
和歌山県高野町の〝霊場・高野山〟や同県橋本市の〝やどり温泉いやしの湯〟などに通じる同市彦谷の国道371号線で、1月15日(火)から2月15日(金)までの間、道路拡幅工事が行われ、全面通行止めなどの通行規制が行われる。このため橋本市商工観光課は「高野山への参詣客や〝やどり温泉〟の利用客は、橋本市や同… 続きを読む
《紀州紀の川橋本あたり》 野口雨情作詞の「橋本小唄」に唄われる紀の川と橋本は、今の時代に忘れられがちな、情緒あふれる風景が唄い込まれていて、故郷忘難しの想いがする。向副の川岸から眺めると、対岸の岸辺にたちならぶ橋本の町並みは、紀の川とともに四季折々の顔を見せる。朝霧の中で、川幅いっぱいに増水し、変… 続きを読む