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高井順三さんの〝セッコク展〟~ラン愛好家を魅了

紀北愛蘭(あいらん)会の会員・高井順三(たかい・じゅんぞう)さん(62)=和歌山県橋本市三石台=の「セッコク(石斛)展」が、同市三石台の紀見北地区公民館1階ロビーで開かれ、ラン愛好家を魅了している。22日(木)まで。観賞無料。

高井さんは、平成5年(1993)頃から、ランの可憐(かれん)さや、そのうっとりとする香りに魅かれ、市内のビニールハウス内で、富貴ラン100鉢、羽蝶(うちょう)ラン150鉢、山野草10000鉢を栽培している。

「セッコク展」では、ミニ屏風の前や、簡素な飾り棚にピンクや白、黄色などの花を咲かせた、セッコク約40鉢を出展。「セッコクとは、ラン科の常緑多年草のこと」などと説明書きを添えている。

高井さんは平素から、同公民館ロビーに、ラン数を飾っていて、訪れる市民に喜ばれており、昨年、前川眞弘(まえかわ・まさひろ)館長の勧めで「セッコク展」を開催。それが好評だったので、今年2回目の展示となった。

高井さんは「セッコクの花は、ほんの1週間程度しか咲かず、知名度も高くありません。それでも花は、筒状やフリル状に咲くし、葉もざらざらの羅紗葉(らしゃば)、ツバメの尾の形をした燕尾葉(えんびば)など、とても魅力があります。セッコクを知り、親しんでもらえたら有難い」と言っている。

同公民館は月曜・祝日は休館。開館時間は午前8時半~午後5時15分。問い合わせは同公民館(電話0736・33・2867)。

写真(上、下)は高井さんか丹精込めて育て出展しているセッコクの数々。写真(中)は瑞々しいセッコクに展示品を取り換える高井さん。


更新日:2014年5月19日 月曜日 00:08

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