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日本の伝統~藍染体験、橋本の呉服店で女性ら

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店の人に教わりながら藍染に挑戦する女性
    店の人に教わりながら藍染に挑戦する女性
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店の人に教わりながら藍染に挑戦する女性
    藍甕から一旦ハンカチを取り出して見る女性
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店内に展示されている巾着袋やネクタイなど藍染品
    店内に展示されている巾着袋やネクタイなど藍染品

日本人が最も愛する色、それは藍色(あいいろ)かも知れない。その藍を布に染める日本の伝統「藍染体験会」が、7月14日、和歌山県橋本市橋本1の7の13、「みそや呉服店」(谷口善志郎さん経営)で始まった。谷口さんは「藍色は、小泉八雲(ラフカディオハーン)が、『ジャパンブルー』として世界に紹介した素敵な色。次世代へ大切に継承してほしい」と訴えている。
谷口さんによると、藍は世界最古の染料で、日本には飛鳥時代に中国から伝来した。江戸時代には、みんな緋柄の藍色の着物を着て、外国人は「日本人は青い人」「ジャパンブルー」と呼んでいたという。
藍は蓼科(たでか)の1年草で、高さ50~70センチの植物。種まき、刈り取り、葉と茎の選別、天日干し、水打ちなどを経て、「天然灰汁発酵建て」が行われ、染料が出来上がる。
とくに最終段階の「天然灰汁発酵建て」は、水道水を沸騰させてカルキをとばし、その水に蒅(すくも)を入れ、石灰、カリ,砂糖を加えて撹拌(かくはん)する。夜は7~10日間、晩酌(清酒投入)させると、バクテリアが繁殖し、そこに布を入れると、バクテリアが繊維に絡みつき、引き上げる際に、酸化して藍色になるという。
この日の「藍染体験会」では、訪れた女性たちが、藍甕(あいがめ=高さ約1メートル、直径50センチ)に、長い棒を突っ込んで、ぐるぐるとかき混ぜた後、ゴムでハンカチの隅を締めるなどして、藍甕につけて引き上げると、白抜きの花柄の藍色のハンカチに仕上がった。
橋本市市脇の中田ゆき子さん(50)は「きょうで3回目の挑戦です。これまでに藍染のひざ掛けや、ハンカチを作り、使っていますが、友人から『いいわね』と言ってもらっています。楽しいですよ」と、明るく話した。
同体験会は、15、16両日も、午前9時半から午後7時まで、開かれる予定で、体験料は1人500円(ハンカチ代込み)。次回は来年春になるという。谷口さんは「藍染は四国・徳島の特産で、藍染は落ち着いた色合い、虫除け、防火、毒消しなど、とても素晴らしいです」と強調した。藍染体験会は8年前から実施し、市立学文路中学校では、藍染講義をしたり、店では地元の小中学生、高校生を招いて、藍染体験学習を行ったりしている。
「みそや呉服店」は、もともと文字通り味噌屋で、1495年ごろ屋号「味噌屋」として創業した。今は呉服商にかわり、屋号を「みそや呉服店」としている。店内では呉服のほか、阿波産の藍染のハンドバッグや巾着袋、財布、ネクタイなどの展示即売もしている。


更新日:2011年7月15日 金曜日 01:42

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