昔、山遊びの子供たちを喜ばせた、山に自生するアケビ(通草)の実が、今、和歌山県橋本市御幸辻の茶谷忠裕(ちゃたに・ただひろ)さん方の玄関前の棚に沢山実り、表を散策する人たちから、「わあ、これ何?」「おいしそう」などと話題になっている。 玄関前の棚は、竹で格子状に組まれた、幅約2メートル、奥行き約1・5… 続きを読む
和歌山県橋本市学文路に住む日本教育書道連盟審査会員・金森江仙(かなもり・こうせん)さんは、9月28日、同市東家の「ギャラリー&カフェ・よしむら」=吉村恵輔(よしむら・けいすけ)さん経営=で、特別書道教室を開き、金森さんの弟子約20人が、いわゆる〝メンタルトレーニング〟で、集中力・精神力の大切さを学んだ。… 続きを読む
標高850メートルの高野山は、平地より一足早く秋の季節を迎えた。宿坊の西南院(さいなんいん)の境内では、見ごろになったシュウメイギク(秋明菊)が心地よい秋風にそよいで、訪れる観光客らを楽しませている。 シュウメイギクはキンポウゲ科の多年草で、茎頂に5~7センチのキクに似た紫紅色の花をつけるが、ここの… 続きを読む
鎌倉時代の放生会(ほうじょうえ=殺生を戒める宗教行事)を起源とする、和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社の秋祭りが、10月4日(土=宵宮)、5日(日=本宮)両日、同神社境内などで行われる。とくに「見もの」は、5日の本宮に登場する絢爛豪華な〝担ぎ屋台(かつぎだんじり)〟で、寺本嘉幸(てらもと・よしゆ… 続きを読む
うっとうしい雨雲が去り、青空が広がった9月26日、奈良時代の女性ヒロイン・中将姫伝説で名高い和歌山県橋本市恋野の本田池(ほんでんいけ)では、カイツブリ(鳰)が巧みに潜水を繰り返し、堤ではススキ(薄)が風になびくなど、いよいよ山里は秋景色を呈してきた。 恋野区には、本田池や似賀尾池(にがおいけ)など、合わ… 続きを読む