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シュウメイギク、秋風にそよぐ~高野山・西南院境内

標高850メートルの高野山は、平地より一足早く秋の季節を迎えた。宿坊の西南院(さいなんいん)の境内では、見ごろになったシュウメイギク(秋明菊)が心地よい秋風にそよいで、訪れる観光客らを楽しませている。

シュウメイギクはキンポウゲ科の多年草で、茎頂に5~7センチのキクに似た紫紅色の花をつけるが、ここの宿坊の場合、コスモスに似た白とピンク系が多く見られる。

この花はもともと中国から入ってきた栽培品が野生化したものといわれ、京都の貴船付近に多かったことから、別名キブネギクとも呼ばれている。西南院以外でも見ることができる。

これからは高野山を代表する樹種カエデやモミジの色づきも始まり、山内が美しい紅葉に包まれるのも近い。

写真(上、中、下)はいずれも高野山・西南院境内に咲いたシュウメイギク。

                     (フォトライター・北森久雄)


更新日:2014年9月28日 日曜日 00:00

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