和歌山県橋本市高野口町伏原の高野山真言宗・法華山(ほっけざん)「普門院(ふもんいん)」=静弘教(しずか・こうきょう)住職(大僧正)=は、5月3日、同寺恒例の「花まつり」と「放生会(ほうじょうえ)」を営み、家族連れら約30人の檀信徒たちが、釈迦生誕を祝い、不殺生の戒めを心に刻んだ。 「法華山普門院縁起(えんぎ)」… 続きを読む
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)は林の木の下や野原などに生えるケシ科キケマン属の多年草です。九度山町の上古沢付近の道沿いに咲いていました。 「延胡索」という言葉は中国名で、漢方では根本の塊茎を茹でて乾燥したものを生薬にするそうです。ただし、漢方薬に使われるのは同属の別の植物で、ジロボウエンゴサクは… 続きを読む
平安時代初期の日本三筆の一人・弘法大師空海が開いた和歌山県高野町高野山の高野山ギャラリーで、5月2日、空海の思想研究に打ち込む高野山霊宝館の静慈圓(しずか・じえん)館長(74)の初の「書画作品展」が開幕した。5月7日(日)まで。観覧無料。 静館長は徳島県出身で高野山・清凉院(せいりょういん)住職。高野山大… 続きを読む
藤の寺で名高い和歌山県橋本市菖蒲谷の高野山真言宗・子安地蔵寺=島田弘恭(しまだ・こうきょう)住職=で5月1日、藤の花シーズン恒例の「華音の宴(かおんのえん)」が開かれ、橋本市在住のソプラノ歌手・尾上利香(おのうえ・りか)さんと、和歌山市在住のグランドハープ&アイリッシュハープ奏者・川口麻紀(かわぐち・まき)… 続きを読む
タチツボスミレ(立坪菫)は、スミレ科スミレ属の多年草で、世界中のスミレの中でも、最も普通のスミレといわれています。スミレの語源は、植物の花冠や萼(がく)の一部後方に細長く袋状に突き出している部分をさす「距(きょ)」の形が、大工さんが昔から線を引くのに使っていた道具「墨壺(すみつぼ)」の形に似ていることから… 続きを読む