奈良時代のヒロイン・中将姫ゆかりの、和歌山県橋本市恋野の浮御堂付近で、今、蝋梅(ろうばい)の花が満開になり、花々の少ない冬景色に彩りを添え、心地よい香りを漂わせている。 浮御堂は紀の川南の丘陵地、中将姫の隠れ住んだという山里にあり、道沿いに並ぶ蝋梅4本(高さ3〜4メートル)が花盛りである。 これは… 続きを読む
新型コロナ禍の中、子供たちの健やかな成長を願う「風船飛ばし」(バルーンリリース)が、和歌山県九度山町の小・中学、保育・幼稚園と、地域住民の間で行われることになった。 企画した九度山住民クラブの阪井賢三(さかい・けんぞう)会長は「子供たちは地域の宝であり、郷土の自然、伝統、文化を継承する、私たちの未来… 続きを読む
和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=で1月17日、平安時代から伝わる「天野の御田祭(おんだまつり)」(県無形民俗文化財)が行われた。 今年は〝ひょっとこ〟がマスク掛け、〝お多福〟がマスク無しで登場して、狂言形式で演じ、疫病退散の心掛けの大切さを感… 続きを読む
日本一のへら竿の産地、和歌山県橋本市は南海電鉄、紀州製竿組合と連携して、同市清水の南海高野線・紀伊清水駅に国の伝統的工芸品・紀州へら竿の「匠工房」を設置、近々開業する。 南側の高台には、四季の自然豊かな、へらぶな釣りの隠れ谷池があり、へら竿作り体験のできる「匠工房」は、多くの釣り人に愛されそう。 … 続きを読む
和歌山県高野町の高野山・圓通寺(えんつうじ)で一昨年発見された「高野山奉納小型木製五輪塔(ごりんとう)及び関係資料」が、1月15日、国の登録有形民俗文化財に登録される見通しとなった。 この五輪塔は、高さ約9センチ、幅約3センチで、檜(ひのき)や杉(すぎ)製。平成31年(2019)4月、同寺本堂の須… 続きを読む