和歌山県橋本市隅田町河瀬の竿師・田中和仁(たなか かずひと)さん(52)手作りの、亀の蒔絵(まきえ)入りの「紀州へら竿」が、第45回「全国伝統的工芸品公募展」で、見事、優秀賞(日本伝統工芸士会会長賞)を獲得した。 田中さんは、紀州製竿組合長の頃、組合員らと協力して「紀州へら竿」の約100年の歴史を徹… 続きを読む
和歌山県橋本市北宿の市設民営・温泉宿泊施設「やどり温泉 いやしの湯」の玄関前を流れる玉川(紀伊丹生川)で、誰かが石積みした「五輪塔(ごりんとう)」が初めて見つかり、訪れる観光客を喜ばせている。 「五輪塔」は平安時代から供養塔として伝承。仏教界では、方形の地輪、円形の水輪、三角の火輪、半月型の風輪、… 続きを読む
富有柿(ふゆうがき)の最高級品とされる甘熟柿(あまじゅくがき)「夢(ゆめ)」の選果作業が12月5日、その本場である和歌山県九度山町のJA紀北かわかみ・マルい選果場で始まった。 7日以降、大阪の中央卸売市場へ出荷、セリにかけられた後、大阪の有名デパートで販売される。 この富有柿は、同町内の20軒の農家が… 続きを読む
和歌山県橋本市高野口町の市立高野口小学校・玄関脇に飾られた、姉と弟の可愛い姿をあらわした塑像「おさなき愛」が、とても古くなり、損傷していたため、地元住民4人が約8か月がかりで修復した。 同校(木造校舎)は日本一古い国の重要文化財だけに、榊洋史(さかき・ひろし)校長は「修復のおかげで、子供たちには、… 続きを読む
なんと、初冬に桜の花が…。和歌山県かつらぎ町中飯降の元銀行マン・岡村邦政(おかむら・くにまさ)さん(76)方の庭園で、淡いピンク色の桜が満開になり、友人知人の心をほのぼのさせている。 この庭園は通称「岡村さんの植物園」(約1400平方メートル)と呼ばれ、妻の書家・鈴子さん(73)が20数年前から、元… 続きを読む